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オフィス街

岩崎弥太郎の長男として産まれた岩崎久弥はアメリカへ留学していました。

その後、三菱社の副社長になるのですが、その前の年、岩崎弥太郎の弟で三菱社の第2代総帥である岩崎弥之助は、今の東京丸の内周辺に10万坪と言う広大な土地を購入したと言われています。

この土地は政府の陸軍省から購入したのですが、政府が財源に苦しんでいた為、政府を救ってくれるように懇願して、土地を払下げした物だったそうです。

政府が提示していた金額は余りにも高額だった為に、弥之助も相当悩んだらしいですが、国家に尽くす事が三菱の意思であると言う事から、高値でも土地を購入する事を決意したと言います。

その土地の価格は、当時の東京市予算の大体3倍はあったと言いますから、かなりの高値である事は間違いありません。

当時、まだ東京駅と言う物は無く、中央線がお茶の水までしか通っていなかったり、路面電車が日比谷~大手町間で走っていたりと言う時代だったので、丸の内は交通の便はかなり不便だった事が伺えます。

しかし、岩崎久弥が第3総帥になると丸の内オフィス街を建設する事になり、東京駅が開通する事になり、丸の内も交通の便が良いと言う場所になっていきます。

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